この記事はウェンディについての個人的な考えをまとめたものです。
目次
注意
- ネタバレには配慮していません。
- 現時点のICEYの情報ではおそらく断定できない内容です。
- 与太話程度に受け取ってください。
- クトゥルフ神話の知識の大半はネット検索由来です。
ウェンディとは
まずウェンディが何であるかの説明をしましょう。ICEY本編でウェンディの名前が出てくるのはたった一箇所です。
▲「またあなたと」の後に表示されるイラストと説明文
ウェンディはICEYのそばを浮いている丸いメカです。操作チュートリアルやICEYがカプセルに入っているときもそばに浮いています。
先導者・操作者・監視者
ウェンディに関する説明文の中に「先導者」「操作者」「監視者」という文字が登場します。次はこれらについて見ていきましょう。
まずは該当部分の日本語と英語を見てください。
▲ウェンディに関する説明の日英比較。ウェンディが女性であることがわかる
先導者はmentor*1が、操作者と監視者はどちらもobserver*2が対応しています。操作者はICEYを操っている人(≒ゲームのプレイヤー)と考えることもできましたが、操作者がobserverに対応していることからその可能性は低そうです。
内訳は、
・先導者:ナビゲーター
・観測者:ウェンディ
・操作者:不明
といった形でしょうか。イベントの終わりにI™システム画面に戻したりしているのが操作者と考えると、操作者はMeとYou、I™システムの人工知能あたりが該当しそうです。未登場のキャラという可能性もありますが。
ウェンディ、HASTURの眷属説
ややゴリ押し感はありますが2つほど説を立てたので紹介します。
WINDY
▲アイアンサーガでコラボシナリオがあったときのお知らせ。ウェンディにあたるペットがWINDY表記になっている
アイアンサーガには中→日の翻訳が怪しい箇所がいくつも存在しています。普通にウェンディの誤訳・ミスタイプの可能性もあります。
そうでなかった場合、ウェンディはWINDY、つまり風に関する名を冠していることになります。HASTURつまりハスターは風の属性を持つ旧支配者なので、それに関係することは間違いありません。
イタクァとウェンディゴ
ハスターの眷属とされるイタクァはカナダのネイティブアメリカンに伝わる精霊のウェンディゴと関連があるとされます。
ウェンディゴの文字列にはウェンディが含まれるので同一と見て、そこから関連あるイタクァに繋げば、ウェンディはハスターの眷属となります。語感からスタートするゴリ押しですが。
非常に抜け目が無く、人に姿を見せない術を心得ている。1人で旅をする旅人の背後に忍び寄り、気配だけを悟らせるが、どれだけすばやく振り向いてもその姿を見ることはできない。
ちなみにウェンディゴには上記のような特徴があります。ウェンディがICEYにもナビゲーターにも存在を認知されていなさそうなことに合致しています。ウェンディがウェンディゴを意識していないとも言い切れないのが困るところです。
*1:良き指導者、(指導)教師などの意味。https://ejje.weblio.jp/content/mentorより。
*2:観察者、観測者、監視者などの意味。https://ejje.weblio.jp/content/observerより。